受け身の男性にマッチングアプリは無理！

実際に多いご相談として、「マッチングアプリでは全然会えません」「何を送ったらいいか分からないまま、既読スルーされます」といった声を受けることがよくあります。
特に、控えめで真面目な性格の男性、いわゆる“受け身タイプ”の方ほど、この傾向は顕著です。
では、なぜそのようなことが起きるのでしょうか？

マッチングアプリの構造が「受け身男性」に不利な理由

マッチングアプリは基本的に“自分から動ける人”が前提の仕組みです。
相手のプロフィールを見て、自分でアプローチをし、さらに会話もリードしなければなりません。
ところが受け身の男性にとっては、この「最初の一歩」自体が大きな壁になります。

しかも、女性の多くは「いいね」を大量にもらっており、男性のメッセージが埋もれがちです。
つまり、あなたが“普通に挨拶して終わる”ような内容を送っても、他の誰かに埋もれてしまうのです。
これはもう、構造的に不利だと言わざるを得ません。

“うまくいかない理由”には必ず共通点があります

私のところに来られる男性の中には、何十人に「いいね」を送っても、2〜3人としかやりとりが続かない、という方もいらっしゃいます。
ですが、お話を丁寧に伺うと、「相手の反応を待ってしまう」「断られるのが怖くて深掘りできない」という共通点が浮かび上がってきます。

これは責められるべきことではありません。
受け身な性格は、相手に対して思いやりを持てる証でもあります。
ただし、マッチングアプリは“ガツガツしていても気にしない”くらいの人に向いた土俵です。
言い換えれば、「やさしさ」が活かされにくい場所とも言えるでしょう。

婚活は“ときめき”ではなく、“安心感”

ここが大切なポイントです。
もし、あなたが「自分から話しかけるのが苦手」「気遣いはできるが主導権は握れない」というタイプであれば、マッチングアプリ以外の選択肢を持つことが賢明です。
たとえば、結婚相談所ではあなたの性格に合わせて出会い方を設計できます。

実際に、苫小牧市で勤務する30代のある男性は、アプリではまったく成果が出ませんでしたが、当相談所で3人目のお見合いで交際へ進みました。
彼が話していたのは「会話に困ったら横からフォローしてくれる安心感が、ほんとうにありがたかった」ということでした。
“話しかけなくても、向き合える婚活”が、そこにはあるのです。

“自分に合った土俵”に立つことで、見える景色が変わります

どんなに真面目でも、どんなに優しくても、「合っていない場所」にいては、良い結果は出ません。
婚活もまったく同じです。あなたが“自分らしく”いられる場所を選ぶことが、成功の第一歩なのです。

「受け身な自分じゃダメなんだ」と思う必要はありません。
大切なのは、“どこで、どんなふうに”婚活をするか。
あなたの強みがちゃんと伝わる場所を、一緒に探してみませんか？