「夫婦って、どこかでぶつかるのが当たり前」
そう思っていませんか?

でも実は、私たち夫婦は17年間、一度もケンカをしたことがありません。
これは特別な我慢をしているわけではなく、ある“習慣”と“考え方”を続けてきたからこそ、自然とそうなっただけなのです。

今回は、結婚相談所のカウンセラーとしてだけでなく、一人の夫としてお伝えしたい、夫婦円満のリアルなヒントをお話します。


■「話し合い」は、問題が起きる前にやっておく

よく「夫婦はきちんと話し合うことが大事」と言われますが、
実は問題が起きてから話し合うのでは、もう少し遅いんです。

大事なのは、ふだんの何気ない会話の中で、
「こういうときはどうしたい?」
「私はこういうの苦手かも」
と、小さな“設定”を先に共有しておくこと。

これがあるだけで、「なんで分かってくれないの!?」という行き違いはグッと減ります。


■ ケンカにならないコツは「察しない、試さない」

夫婦間でトラブルになるとき、よくあるのが
「私の気持ちを察してほしい」
「言わなくても分かるでしょ?」という“テスト”のような態度。

でも、察する力って人それぞれ。
期待して裏切られるより、最初から「伝える前提」で暮らす方がずっとラクなんです。

我が家でも、「疲れてる時はこうしてほしい」とか「こう言われると嬉しい」など、
できるだけ先回りで言葉にしておくようにしています。


■ 相手を「変えよう」と思わない。自分の心地よさを共有する

長く一緒にいると、どうしても相手に「こうしてほしい」が出てきます。
でもその時に、「なんでそうしないの?」と責めると、相手は心を閉ざしてしまいます。

代わりに私は、「こうしてもらえると、助かるなぁ」とか
「これがあると、気持ちが落ち着くんだよね」と、
“自分の感情”として伝えるようにしています。

そうすると相手も「それならやってみようかな」と思いやすくなるんです。


■ ふたりで「心地よさのルール」を育てていく

私たち夫婦には、「怒らない」「我慢しない」代わりに、
“相談する”というルールがあります。

それは大げさな話し合いではなくて、
「今日ちょっと疲れてるから、これお願いしてもいい?」とか、
「最近ちょっと一人時間ほしいな」という小さな声を、安心して出せる空気を作ること。

この“空気の設計”こそが、ケンカをしない夫婦関係の土台なのかもしれません。


■まとめ:「ケンカしない夫婦」は、つくれる

ケンカをしない夫婦は、特別な関係ではありません。
お互いを尊重しながら、気持ちをこまめに言葉にすること。
そして「察しない」「我慢しない」代わりに、「相談し合える空気」を育てること。

これはどんなカップルでも、少しずつ意識していけば、誰でも手に入れられる関係です。

結婚は、“理想の相手”を探す旅ではなく、
“安心して心を出せる関係”を一緒につくる旅。

その旅の中で、ケンカのない日々が少しずつ増えていくといいですね。


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