高額な費用がかかる結婚相談所は「あり」なのか「なし」なのか

「婚活」と言われて思いつく活動方法はなんでしょうか？

婚活アプリや婚活パーティー、はたまた友人の紹介、合コンといった方法もあるでしょう。

そして、近年では「結婚相談所」という選択肢も有効な婚活方法として認知されるようになりました。

しかし、結婚相談所の利用は非常に高額になるというデメリットがあるのも確かです。

人によっては、検討するまでもなく「なし」と考えているかもしれませんが、本当にそのメリットを知る前に「なし」と判断してしまって良いのでしょうか？

この記事では、そんな高額な費用がかかる結婚相談所は「あり」なのか「なし」なのかという疑問について解説していきたいと思います。

結婚相談所の利用には多額の費用が必要

まずは実際に結婚相談所を利用するとどれほどの費用が必要になるのかを挙げておきましょう。

まずは「入会費」です。

入会費は、およそ10万円程度必要で、大手の結婚相談所の場合は20万円以上のケースもあります。

2つめが「月会費」です。

月会費は、平均的には1.5万円程度となっていて、大手の結婚相談所の場合は2万円程度の可能性もあります。

そして3つ目が「お見合い費用」です。

1回のお見合いで5,000円～1万円程度の費用がかかります。

大手の結婚相談所の場合は2万円程度かかるケースもあります。

最後は、「成婚料」です。

成婚料は、仮交際→真剣交際と進み、結婚を前提に結婚相談所を退会する際に支払う料金となります。

この成婚料は、およそ10万円程度となっていて、大手の結婚相談所の場合は20万円以上かかるケースもあります。

つまり、順調に婚活が進み半年で成婚に至ったとしても、30万円～60万円程度必要となるわけです。

これが1年以上の婚活となれば、さらに月会費やお見合い料金が加算されるわけですから、非常に大きなお金が必要となってしまうのです。

それでも結婚相談所の利用者が増加し続けている理由

前述した結婚相談所の利用料金を見てしまうと、「なし」のように判断する人も多くなるかもしれません。

しかし、その「成婚率」で考えれば、多くの人が「あり」と判断することになります。

その証拠に、ここ数年の結婚相談所の新規入会者数は急増しています。

例えば2018年と2023年を比較すると、いかに結婚相談所の利用者数が増加しているかがわかります。

2018年に入会した人数を100％とすると、2023年の男性入会員は20代で294％、30代でも225％という数字になっています。

女性も20代が180％、30代が160％と非常に多くの男女が結婚相談所に入会していることが分かります。

要因としては、「新型コロナウイルスの影響で結婚相手がいる必要性を実感した」「近年の結婚相談所はネットを活用し理想の異性と出会える確率が上がっている」といったことが挙げられます。

成婚率で考えてみても、リーズナブルな金額で気軽に利用できる婚活アプリなどと比べても結婚相談所の利用者は本気度が桁違いに高く、前述した通り理想の異性と出会える確率も高いため、成婚率は高くなっています。

算出方法の規定がないため婚活アプリや結婚相談所が発表している数字は信憑性がありませんが、「いい人と出会えればいいな」というスタンスで婚活をする婚活アプリと「1年以内に結婚したい」といった本気度の高い男女が多く利用する結婚相談所では、成婚率が大きく異なるのは当然です。

結論！結婚相談所を利用した婚活は「あり」

もしもあなたが「結婚したいな」と思っていて、結婚相談所を利用するくらいの経済的余力があるならば、間違いなく「あり」だといえます。

近年では忙しい人でも結婚相談所を利用して婚活ができるようにオンラインでの登録やお見合いなどが行える相談所も増えてきています。

結婚相談所連盟の種類により多少の差はありますが、数万人（10万人近い連盟もあり）という会員の中から理想に近い異性を選び、お見合いを申し込むことができます。（お見合いを申し込まれるケースもあり）

現実世界での出会いが減ってきている現代において結婚相談所はスタンダードな選択肢と言っても過言ではないでしょう。

まとめ

今回は、高額な費用がかかる結婚相談所は「あり」なのか「なし」なのかという疑問について解説してきました。

結婚相談所は確かに高額な利用料金が必要ですが、本気度の高い会員が多く、ネットを活用し数万人の会員の中からお見合いする相手を選べるというメリットもあるため、「あり」だと判断できます。

もちろん、経済的に困窮している場合にはなかなか難しいですが、ある程度婚活費用を捻出できるという人であれば、積極的に活用すべきサービスだといえるでしょう。