結婚相談所とマッチングアプリはどっちが成婚に結びつきやすい？

結婚願望のある若者が減ってきている世の中ではありますが、それでも総体的に見れば「将来的に結婚したい」という欲がある人の方が多いのは間違いありません。

現代における婚活は、結婚相談所とマッチングアプリ（婚活アプリ）という2つの手段がスタンダードとなっています。

そのため、婚活を始めようと思った時に「どっちを利用すればいいんだろう？」と悩んでしまう人も多いものです。

そこでこの記事では、そんな「結婚相談所とマッチングアプリはどっちが成婚に結びつきやすいのか？」という疑問について解説していきたいと思います。

結婚相談所を利用するメリットとデメリット

それではまず、結婚相談所を利用して婚活を行うメリットとデメリットを挙げていきましょう。

メリットは「真剣さ」と「成婚までのスピード」

結婚相談所を利用する男女は、当然ながら結婚に対する気持ちが強い傾向にあります。

「良い相手と出会えたならばすぐにでも結婚したい」と考えている人の割合が非常に高いのです。

ほとんどの利用者が真剣に婚活をしているため、仮交際や本交際を経て成婚するまでのスピードが早いのです。

利用開始から半年以内で成婚に至る利用者が多いというのは、結婚相談所ならではのメリットであるといえるでしょう。

また、婚活アドバイザーと二人三脚で婚活が進められるというのも、大きなメリットであると考えられます。

デメリットは「高額料金」

結婚相談所は、入会費が10万～20万円、月会費が1万～2万円、お見合い料が1回5,000円～1万円、成婚料が5万～20万円かかるため、半年～1年婚活をするだけで30万～50万円もの費用が必要です。

成婚できる確率が大幅に上がるとはいえ、この料金の高さはデメリットであるといえるでしょう。

マッチングアプリを利用するメリットとデメリット

それでは次に、マッチングアプリを利用した婚活のメリットとデメリットを挙げていきましょう。

メリットは「婚活のしやすさ」と「料金の安さ」

婚活アプリを利用した婚活では、空いた時間にサクッと相手を探したりメッセージのやり取りができたりする「手軽さ」が大きなメリットであるといえます。

結婚相談所を利用するとなると一定以上の覚悟が必要ですが、婚活アプリであれば、「ちょっと利用してみようかな」というように気軽に始めることができるのです。

また、女性の利用は無料のアプリがほとんどで、男性でも月に4,000円程度の費用しかかからないといった点もメリットの1つであると考えられます。

デメリットは「本気度が低い」「業者が多い」

婚活アプリは、手軽に利用できるがゆえに「本気度が低い」というデメリットがあります。

成婚率で考えれば、結婚相談所の方が断然高いといえます。

また、営業目的や詐欺目的などといったリスクがあるというのもデメリットであると考えられます。

本気で婚活したいならば結婚相談所がおすすめ

「1～2年以内に良い人に出会えたらいいな」という気持ちで、婚活を長期的に考えている人ならば、マッチングアプリを利用することをおすすめします。

しかし、成婚への結びつきやすさで考えれば断然結婚相談所の方が高いため、本気で婚活をする気持ちがあり、半年～1年で成婚したい人であれば、間違いなく結婚相談所がおすすめです。

婚活アプリと結婚相談所の両方を利用するという選択肢も良い考えですが、婚活が忙しくなり仕事やプライベートにも影響するといったリスクがあるので注意が必要です。

オンライン型の結婚相談所という選択肢も「あり」

最後に、「オンライン型の結婚相談所」という選択肢をご紹介しておきましょう。

ネット社会が進む現代ですが、オンラインでの結婚相談所というシステムも徐々に増えてきています。

通常の結婚相談所では、相談所に直接足を運ばなければなりませんでしたが、それがオンラインで完結できるようになっているのです。

仕事で帰りが遅くなる方でも気軽に本格的な婚活サービスが受けられますし、実店舗がないため維持費が安く、利用者の料金もリーズナブルになるというメリットがあります。

大都市であればいたるところに結婚相談所があるためオンラインでなくても無理なく活動できますが、それほど大きくない街に住んでいる方であれば、オンラインの結婚相談所を選ぶのも良い選択であるといえるかもしれません。

まとめ

今回は、「結婚相談所とマッチングアプリはどっちが成婚に結びつきやすいのか？」という疑問について解説してきました。

成婚のしやすさで考えるならば、やはり料金は高いものの本気度の高い結婚相談所がおすすめであるといえます。

もしも時間的、経済的な余裕があるのであれば、結婚相談所と婚活アプリの併用もおすすめです。

ぜひ今後の婚活の参考にしていただければ幸いです。